・管理人が所有する音源からセレクトされた50の曲選です。
・管理人が好きな曲とは一線引きつつR&R的なエッジを感じた曲を選んでいます。
・↑=広義のR&Rではなく狭義のR&Rに近い曲選です。
・バンドがポップやパンクバンドでも曲や演奏自体がR&R的なら選ばれています。
・R&B色、Blues色の強過ぎる曲も出来るだけ除きました。
・1アーティスからの曲は1曲までとします。
・並んでる順番に特に意味はありません。一見時代順に見えますが一切脈絡無し!(笑)
・曲がカヴァーの場合は曲名に(C)が付きます。
Artist Title Comment
Elvis Presley Hound Dog 完璧なR&R。全てが揃ってる。完璧すぎてため息出るよ。
2 Chuck Berry Jonny B Good こちらはロックンロールオリジネイターの名曲。ドラムがビックリするほど地味。
3 Eddie Cochran C'mon Everybody この人もエルヴィスと同じぐらい格好良い。早逝したのが残念でならない。
4 Bo Diddley I Can Tell ボ・ビートの生みの親。4曲位聴けばその本質が分かる(笑)
5 Little Richard Whole Lotta Shakin' Going On ぶち切れヴォーカルはロックンロールの初期衝動のそのまま。
6 Buddy Holly That'll Be the Day ストラト&メガネに甘いシャックリ歌唱法。如何にもな白人的R&Rスターの始祖。
7 Roy Orbison & Teen Kings Ooby Dooby 「オー・プリティ・ウーマン」で有名なロイおじさん。意外とハードロッキンです。
8 Johnny Kidd & The Pirates Some Other Guy イギリス初の柄の悪いR&Rバンド。影響はザ・フー、TMGEなどへ。
9 The Crystals Da Doo Ron Ron ジェフ=エリーという最強の作曲コンビにスペクタ―が加われば文句は無し。
10 The Beatles Twist and Shout(C) レノンのヴォーカリストとしての頂点であり、英R&Rの生み出した最高の曲の1つ。
11 The Hollies (Ain’t That)Just Like Me ポップなR&Rの代表格ホリーズ。最初期は結構エッジーですよ。
12 The Rolling Stones Get off My Croud ジャガー=リチャ―ズの巨大なエンジンが点火したこと告げる鮮烈な1曲。
13 The Spencer Davis Group Gimmie some lovin' 正直ウィンウッドのヴォーカル以外どうでもいいSDG。
14 The Who I Can't Explain もうしょうがないでしょ、これは。R&Rを再定義した歴史的名曲
15 Them Glolia ヴァン・モリソン大シャウト!
16 Bob Dylan Subterranean Homesick Blues 演奏が言葉に付いて行けない。ロック史上初のPVも最高の出来。
17 Crosby Stills, Nash & Young Woodstock この曲のR&R的意義は歌詞が全てを物語る。SさんとYさんは結局仲良くなれない(笑)
18 Marc Bolan & T. Rex 20th Century Boy シンプルな故格好良すぎる。シンプルな故真似されやすかった。
19 The Band Don't Do It(C) 間奏に鳥肌が立ちまくり。アラン・トゥーサンのホーンアレンジも最高。
20 Small Faces Shake(C) 珍しいロニ―・レインがメインヴォーカルの曲。出だしには最高の曲だね。
21 The Yardbirds Stroll On パクリなものの簡単なリフでこれだけ興奮出来ると言う新たな時代への予言的1曲
22 The Kinks I Need You おっとキンクス忘れてた(笑)これはキンキーサウンドでもかなりエッジ―な曲。
23 The Byrds I'll Feel a Whole Lot Better バーズが奏でたR&Rナンバーの中でも最高の1曲。何よりタイトルが最高。
24 Led Zeppelin Rock and Roll よーく聴くとかなり変な曲。コピーしても全然面白く無い曲の代表的存在。
25 Jimi Hendrix Freedom バッキング、ブレイク、ソロ全てが有機的に絡み合って背筋が寒くなること請け合い。
26 Neil Young&Crazy Horse Cinnamon Girl ヤングとクレイジーホースの絆が誕生した記念碑的ヘヴィエレクトリックR&R。
27 Jeff Beck Group All Shook Up(C) ロッド絶叫、ウッドのブリブリベース、ベックの理由無きギターソロ(笑)これぞR&R。
28 Creedence Clearwater Revival Green River 粘りのあるR&Rの名曲。このバンド意外とドラマー良いよな。
29 Derek and the Dominos Why Does Love Got to Be So Sad? クラプトンがシャウト&弾きまくりのR&Rをやっていること自体が奇跡。
30 Velvet Underground I'm Waiting For The Man くるり岸田が死にたくなるR&R(笑)。僕は結構興奮しますが(笑)
31 Free All Right Now 本当は「Fire and Water」の方が好きだがR&R選と言うことでこの曲。
32 Buffalo Springfield Bluebird スティーヴン・スティルスの最高傑作。サシモノ、ニール・ヤングも出番なし。
33 MC5 Baby Won't Ya パンクかどうか迷ったけど、やっぱりこのバンドは伝統的なR&Rバンドと判断。
34 Bad Company Can't Get Enough レイジーなグラム調R&R。ちょっと前にEDWINのCF曲にも使用された。
35 Television Little Johnny Jewel, Pt. 1 & 2 R&Rの未来がここにあったはず。なのに本人たちはそれに気付かず・・・。
36 The Ordinary Boys Over The Counter Culture 2004年英国発の最高のR&Rアンセム。
37 Dr. Feelgood All Through The City 鋭利なギターカッティングにドスの利いたヴォーカルの奏でるポップなメロディ。
38 Elvis Costello Mystery Dance 1分半で世界が変わると言うことを証明した。疲れたメガネ男が起こした最初の奇跡。
39 The Clash Brand New Cadillac(C) パンクバンドが残すカヴァーの良さと言ったらあなた・・・。
40 Ian Dury & The Blockheads Sex And Drugs And Rock And Roll 他の曲にしようかと思ったけど結局これが無ければ何も始まらないと言うことで。
41 The Jam (Love Is Like A) Heat Wave(C) これをアルバム最後に置くのは正解であり、大失敗だったな、ウェラーさんよ。
42 Johnny Thunders & The Heartbreakers Born To Lose 「Sex And Drugs And R&R」的なイメージ作り上げたのはこのバンドだ思ってる。
43 はっぴいえんど はいからはくち 構造がよく出来たR&R。リアレンジされても本質が変わらないというのは作者の弁。
44 村八分 にげろ 日本にいながらR&Rに骨ずいまで射抜かれた男達。解散間際の演奏とは思えん。
45 Guitar Wolf カワサキZU 750 Rock 'N' Roll Guitar Wolf死せばR&R死す。
46 Jon Spencer Blues Explosion Sweet N Sour ひたすらストレートに素晴らしいR&R。ジョンスペが何故これをやったのか謎でもある。
47 The Roosters 恋をしようよ ヤリたいだけ!ヤリたいだけ!
48 The Strokes The Modern Age 新たなR&Rの形を提示したストロークス。ただ成果はまだこの一曲のみ。
49 くるり ロックンロール この曲のとある感想に“血が増えていくような曲”とあったがまさにそれ。
50 Thee Michelle Gun Elephant Danny Go R&Rは狂い咲く坂道を転がり続けるしかないのさ。
ふぃー選びました、50曲。やっぱり結構漏れがありましたね。名前を出すと言い訳がましいので辞めておきますが、思いついただけでも20曲以上削りました。あと難しかったのはR&Rとパンクとの判別の仕方。基本的にパンクの初期はR&Rリヴァイヴァルなんですけど、そこら辺の名曲ってのはやっぱりR&R的でありつつ、パンク的でありつつ、実はパワーポップ的でもあるんですよね。そこが本当に難しかったので、それの逃げとしてパンクバンドは大体カヴァー曲を選んでいます。あと私の趣味だけあってやっぱり80-90年代が薄いですねー(汗)でも音表現としてモロR&R的なバンドって8、90年代って結構コアなバンドばっかりですよね。なんでだろう?これの続きとしては「ポップな曲」か「メロディの美しい曲」とかを候補に入れております。それではまた。(2004年9月19日)
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はじめに
あとがき